【太陽スポーツの職人】砺波のガット張り職人 明官さん

「ガット張りは、経験と技術が大切」
静かに語るのは、太陽スポーツ砺波店のガット張り職人・明官さん。
この道15年以上、張り替えてきたラケットは10,000本以上。
まさに“張りの達人”、そして地域プレーヤーの影のサポーターです。
社内でも、「明官さんに任せたら間違いない」「技術も経験もダントツ」とスタッフから絶大な信頼を集めています。
忙しい時期でも、まず頼るのはこの男。
一見、静かに淡々と作業をしているように見えますが、その手元には繊細な感覚と熟練の技が宿っています。

プロフィール
名前:明官 久司(太陽スポーツ砺波店 店長)
ガット張り歴:約15年以上
張り本数:累計10,000本以上
保有資格:GOSEN「張人」/YONEX認定張り技術者
特技:いくつもの張り技を持つ職人


職人のこだわりポイント
“ラケットやお客様に合わせて、張り方を変えている”
明官さんのすごさは「何通りも張り方を持っている」ところ。
「ラケットのフレーム形状やしなり具合、それにお客様の使い方によって、“張り方”自体を変えるんです。
たとえば、フレームのしなり方よってはテンションのかけ方を変えないとラケットに負担がかかる。だから微調整を入れます。」
「ラケットに負担がかからず、本来のラケットの力を引き出すように張ることが私の技です。」
「ピン!」と音が鳴ったら合格。
明官さんは必ずガットをポンと弾きます。
「いい張りができたかどうかは、“音”が教えてくれるんです。
自分の中に“理想の音”がある。それに近ければOK。」
道具だけに頼るだけでなく、耳と感覚、経験を頼りに張る。
これこそ、熟練職人の世界。
印象に残った、うれしい出来事
ある日、お客様がお店に駆け込んできました。
「明日、どうしても勝ちたい試合があるんです。このラケットが一番信頼できるラケットなんです、今からガット張れますか…?」
時間ギリギリの依頼。でも、明官さんは迷いなくラケットを受け取り、
その選手とラケットに合わせて、ベストな一本を仕上げました。
数日後、そのお客様が笑顔で来店。
「試合、勝てました!ありがとうございました!!」
…その言葉が、今までで何よりも嬉しかったそうです。

太陽スポーツの“張り”、体験してみませんか?
太陽スポーツには、明官さんのようなガット張りの職人が在籍。
ただガットを張るだけではなく、お客様の状況や使う時のことを大切にしています。
まずはお気軽に、スタッフにお声がけください!
